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カブトムシを幼虫から育てる方法を実況します(孵化から2令まで編)

飼育

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初めに

カブトムシたちが頑張って産んでくれた卵がやっと孵化しました。
この子たちを大事に育てて行こうと思います。


初めてのことだらけで、色々と調べながら幼虫たちの様子も見つつ
自分なりにこれが幼虫たちにとって快適かどうかを考えながら試したことを書きます。

孵化するまでの記事はこちらに書いていますので、よろしければ読んでみてください。

孵化してからやったこと

大きめの容器へ入れ替え

僕の場合は50個の卵から50匹のカブトムシの幼虫が生まれたので(衝撃)
初めは個別にプリンカップで卵を飼っていたのですが、
当然のことながらそこでは狭すぎて買うことができません。

プリンカップから大きめの容器に移動するところから始めました。
容器を変えるということは、今までよりも多く必要になります。
あらかじめ住まいを準備してあげる時に大事なことをまとめてみました。

幼虫はどんどん大きくなる

生まれてから新しい土を買ってきてすぐに、幼虫を移動させてはいけません。
なぜかと言うと、新しい土(昆虫マット)は開封直後は空気に触れて発酵してガスが発生するからです。
そのガスがカブトムシの幼虫にとって土の中の酸素が薄くなったり、熱が発生したりと
何かと苦しい状況に追い込まれてしまい弱ってしまったり、最悪★になってしまいます。

そうならないために「ガス抜き」という作業を念入りに行います。
僕の場合は、平日に作業時間を確保しにくいので基本的には土日の作業だったため、
1週間は期間が空いてしまうので、生まれたばかりで食べ盛りの幼虫たちは
日に日に大きくなっていきます。
早く大きな容器に移してあげないとー!と焦ってしまわないように
幼虫が生まれたらすぐに新しい土を用意してガス抜きをすることをおすすめします。

ガス抜き1週間前

ガス抜きの手順を紹介します。準備したのはこちらの土たちです。
近所の個人経営のおばちゃんがやっているホームセンターみたいなところで爆買いしました。
これらをブレンドして行こうと思います。
左:パワーマットビートル(三晃商会さん)
真ん中:育成マット(SANKOさん)
右:ピートモス(メーカー不明)

既に、諸先輩型がガス抜きについては言及されているので
あえて書く必要もないし、我流も我流なのであくまでご参考程度に・・・。

こちらの写真は土(昆虫マット)を全部、故意にぶちまけた時の写真です。
なぜ、ぶちまけるかというと一旦、空気に晒して十分にガスを抜いた状態にするためです。(そのまま)

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容器に土を入れ加水

ガス抜きが終わったのでマットを容器に入れていきます。
その際にやるべきことは加水です。
どれくらい水を混ぜるかというと、基準になるのは

  • マットを握った時に、水が染みて出てこない。
  • 手のひらに水分が残らない
  • マットがホロホロ崩れる手前くらいの硬さ

という、超感覚の話になるのですがゆっくりと慎重に少しづつ様子を見ながら入れたら問題ないです!
僕の場合は10Lのマットにペットボトル(1サイズ)に水を入れて少しづつ入れていきました。
ジョボジョボ!とやるのが1回みたいな感じで目安をつけていました。
1回入れては掻き混ぜ、マットを握って確かめる回数を多めにやってみてください。
掻き混ぜ方は、手を熊手のような形にして両手で底から盛り上げるようにしてやるとムラなくできます。
それを繰り返し全体的に水が馴染んだらOKです。
ちょうどいい水分のマットは幼虫たちの大好物。
孵化してから土をモリモリ食べて、たくさんウンチをします。
初期(1〜4ヶ月)は、1.5ヶ月に1回のペースでウンチだらけになるのでマットを変えていました。
幼虫の数が多く兄弟が多いと食費だけで結構なお金がかかりますね(笑)

本日はここまでです!いかがでしたでしょうか?
マットは幼虫にとって大事な棲家であり命を繋ぐ食糧です。
人間だって長い間、ウンチまみれ部屋だったり長い間、空腹だったとしたら生きていけないですよね。
幼虫の初期段階でいかにいい環境でたくさんマットを食べて栄養を蓄えられるかが、大きくなるかのポイントです。
悪い環境では育つどころか、せっかく生まれたのに成虫になることなく命が終わってしまいます。
成虫を見て楽しむだけが飼育じゃないので、小さい命に対してもしっかりと責任を持って育てていきましょう!

【次回】幼虫をマットに引っ越しに続きます。

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