【陸っぱり】タチウオテンヤ・初心者でも簡単な仕掛け｜釣れるエサ｜とっとパーク｜釣り方のススメ

大阪湾を中心に西日本のアングラーたちの間ではタチウオテンヤが大人気。
今回はそのタチウオを釣る代表的な仕掛けタチウオテンヤを使った釣りをご紹介！
基本的な誘い方、タックル・仕掛け・エサ・釣り方などについて解説していきます。
陸っぱりからでも釣れるタチウオテンヤに挑戦しましょう。

タチウオテンヤとは

タチウオテンヤとは、ハリとオモリが一体化した仕掛けを用いたタチウオ釣りのことです。

堤防からの釣りでは小型のタチウオテンヤを使って、エサとなる冷凍イワシなどを巻き付け、ルアーフィッシングの様な誘い方で楽しみながら、数も大型も釣ることができます。
タチウオは個体数が多くて活発にエサを捕食するフィッシュイーターです。
比較的、初心者の方でも楽しめるし活性が高ければアタリも多くてボウズが少ないことも人気の1つです。
今回は、初心者や初めてタチウオテンヤを試してみる方のために釣り方やタックルについて解説します。

タチウオテンヤのシーズンは？

大阪から紀北エリアでは7月〜3月頃までがタチウオテンヤを楽しめるシーズンとされています。
その中でも、特に釣りのシーズンでもある9月〜10月頃はタチウオの活性も高くなり、初心者やファミリーでも楽しめるシーズンです！
仕掛けとエサがあってコツさえ掴めば簡単に釣れてしまうのもタチウオテンヤの魅力ですね。

タチウオテンヤができるタックル・仕掛け

タックル

仕掛けは巻き付けたエサ（冷凍イワシやキビナゴ、さんま、さば等）にタチウオがしっかり喰い付いたタイミングを見計らってアワセを入れます。
アタリに即合わせるのではなく、エサにガツガツ喰いついてきたタチウオにしっかり喰わせる駆け引きも醍醐味。

そんなやり取りを楽しむために、大切なのが仕掛けです。

ロッド

経験上、基本的には柔らかめのMかM/Lがいいでしょう。
タチウオは初めの引きは強いですが、形状のせいなのか意外に後半はすんなり上げられることが多いです。
そのため硬めのロッドだと、思う存分に引きが楽しめない場合があります。
あとは、リールやドラグのバランスにもよりますがロッドが強いとタチウオは口切れしてしまったりするので
初心者は特にパワーバランスが分からないと思うので硬すぎるものは避けた方がいいでしょう。
釣れたらなんでOKって人は、気にせずやっちゃってください（笑）
僕はコルトスナイパーHMでも釣ったりしてました（笑）

リール

船釣りであればベイトリールが一般的ですが、陸っぱりの場合は特にベイトだろうがスピニングだろうが巻けたらOKで関係ないです（笑）
オススメの番手としては3〜4000番以下がいいですね。
船と違って水深もないですし、陸からなのであまりパワーがありすぎて簡単に巻き上げてしまっても楽しくないかも知れません。
かといって、弱すぎていつまで経っても上げられず周りに迷惑がかかるなんてこともやめましょうね。

ライン

「タチウオカッター」と言われるくらいタチウオの歯は鋭く強靭でラインが切られやすいです。
例えばリールが4000番台だったとしてPEが4号とします。リーダーはいくら幅を持たせても40〜60lb。
そのまま使用したら初心者であればあるほど、ほぼ100％に近い確率でタチウオカッターにやられます。
そんなことになる前に、ワイヤーリーダーの使用をおすすめします。
反応が悪くなるので玄人の猛者たちはナイロンリーダーを使うことも多いようですが、せっかく掛かったのに切られてしまっては悔しさも倍増。
そこからアタリなく納竿なんてよくある話。（それが釣りの醍醐味という大らかな方もいますが・・・）
テンヤ仕掛けを買えば大体、短いワイヤーがセットになっているので初めはそれを使ったらいいと思います。
なお、ドラグは緩めにして口切れを防ぐ方法もあります。

タチウオテンヤの仕掛け

各遊漁船では号数を指定されたタチウオテンヤを使うことが多くありますが、陸っぱりは自由。
というか、その日の潮の速さや水深に合わせて選ぶことができるのもメリット。
和歌山のとっとパークでは売店もあるので最悪そこで調達することもできます。
一般的にはいろいろなバリエーションのテンヤが発売されていますが、僕は基本的にあれこれ試しても分からなくなるので
初めからアピール力が高い蓄光・グローカラーを必ず持って行き試します。

ジャッカル(JACKALL)　陸式アンチョビハイブリッド　20g　【ネコポス配送可】

価格:1,188円
(2022/9/2 22:53時点)
感想(1件)

9月5日はエントリーしてP最大19倍★ハヤブサ船太刀魚テンヤ速掛型フッ素コーティングフック 40号 SW409 (タチウオテンヤ仕掛け)

価格:1,100円
(2022/9/2 22:58時点)
感想(0件)

エサ

エサの種類はいろいろありますが、冷凍のキビナゴが定番エサです。
食いが悪い時は、さんま、さば、必殺のドジョウなど色々と試してみましょう！
まずはエサを取り付け、針金でテンヤにぐるぐると外れないように巻き付けてセットします。
この時、エサがズレてテンヤから歪んでしまわないように頭の部分から胴体までを満遍なく慎重に巻きつけてください。
イワシの頭部分などは硬くて巻きやすいですが、あまり力を入れるとすぐにボロボロになります。
切り身系の餌は、柔らかい身ではなく皮の方から差してあげる崩れにくいです。

誘い方とアワセ方

後方に十分、注意してキャストして着水したら、いったん底を取ります。
底から徐々の巻き上げていきます。この時、巻くスピードは早くしすぎず少しゆっくり目に巻いてみてください。
タチウオは食べるのが下手なので、早い物体に口がついていけずミスバイトを起こしやすいです。
巻き取る際に、4〜5回に1回はたまに止めて見たりして「食わせの間」作ることで釣れる確率も上がります。
アタリがあった水深をカウントや巻数で、大体記憶しておくと2回目からのキャストで、よりHITする確率を上げることができます。

ただ巻き＋止めでも反応がない場合は、ただ巻きの途中で、少しシャクってアクションをつけると良いかもしれません。
これを根気強く、粘り強く、組み合わせたり繰り返してみてください。これが「誘い」です。
誘いに乗ってきたら大きく下に引っ張るようなアタリが出ます！
ここで焦って即合わせるのではなく、通常のアワセより0,5秒くらい待って合わせる方が針はかかりやすいです。

私は初めてタチウオを釣ったときは、根掛かりかな？と思ったら食ってて、逆にいいタイミングで釣れました（笑）

針がかかったら後は、しっかりと竿を立てて巻き上げてください。
あとはゴリ巻きあるのみ！
ここで大切になることがドラグ調整を緩めにしておくこと。
あまりキツいドラグだと口切れを起こす可能性があります。

タチウオテンヤで釣果を残すには

タナを把握する

タチウオは群れで行動している場合が多いので、アタリがあったタナや釣れたときにタナが集中していることが多いです。
もちろん、状況によって変わることはありますがHITしたタナに合わせると釣れることが多いです。
釣れない場合は周りで釣れている人に教えを乞うて釣れるタナを確認しましょう。
時合で釣れてる時は声かけ辛いので、できるだけ早めに（笑）