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一人でも会社に変化は起こせる。

おすすめ本

著者:森岡 毅(株式会社 刀)

https://katana-marketing.co.jp/

こんな一文から始まる書籍をご紹介します。

そのタイトルは、マーケティングとは「組織改革」である。です。

なかなか痺れるタイトルだと思いませんか?
この1冊は会社の上司に勧められて読み始めました。

最近はテレビなどメディア露出も多くなってきたので森岡さんのことをご存知の方も多いのではないでしょうか。
かの有名な大阪のテーマパークUSJをV字回復させたのがこの方です。このお話はとっても有名ですよね。

この記事では、この本に書かれている「はじめに」の部分を読んだ感想を書きます。
ネタバレを大いに含んだレビューとでも思っていただけましたら幸いです。
「ちょっと待った!買ったけど、まだ読んでない!」という方はこちらでスクロールを止めて頂きブラウザバックをお願いします。
ちなみに、購入がまだの方は下記のバナーから購入できますのでご覧になられてはいかがでしょうか。

ここからが本題 ※ネタバレあり

森岡さん曰く、組織の最強の資源は「ヒト」だと本書では語っておられます。
「ヒト」の集合体が組織であ理、「ヒト」にこそ企業の運命が掛かっていると書かれています。

そして「ヒト」の力を生かす組織作りの本質と、サラリーマンでも「組織」を動かす起点になることができる秘訣がこの1冊では語られています。

いかに「ヒト」と「組織」がめちゃくちゃ大事か。また、マーケティングのノウハウも重要だが、いかにそのノウハウを“実行できる組織”を同時に構築できるかが鍵を握っていることが分かります。

本書ではUSJが今もまだ好調な理由はノウハウを知っているだけではなく「組織」までを完璧に作り上げたからだということが、いくつかの例を挙げて紹介されています。

森岡さんご自身、集団知が個人知に勝るという考えをお持ちであり、誰しもが持つ盲点に対しては発想の起点を増やすことで意思決定の死角が減り、集団での知識を引き出せる組織が中長期では強いとおっしゃられています。

確かに、一人のカリスマ経営者が組織を引っ張り続けられたとしても(当人の寿命もあるし)限られている。
何十年何百年と企業が持続的に存続するために、いくつもの発想が活かされていれば市場の変化や世の中の変化に対応しやすくなるのは簡単にイメージができた。

でも、僕の浅はかなビジネスマン経験の中でも冷静に考えると、実際、多くの企業でそんな視点が取り入れられているようには感じない。

これを森岡さんは「精神論ではない、システマティックな仕組みを構築すること」と提案されています。
要するに一人一人が組織のために正しい行動をとる“確率”を高めることで、この本ではその核心となる本質的な考え方がわかりやすく解説されています。

この本のいいところの一つに(上から目線ですが・・・)、経営者でなくても1人のビジネスマンとして読んでも実社会で活かせられる内容がP&G時代も含め森岡さんの実体験が交えられて分かりやすく解説されていることです。
「組織を何とかしないといけない」そう野心を抱えている人にはもちろん、組織づくりのイロハを学びたい方、凝り固まったマーケティング戦略に飽き飽きしている方にとってもおすすめです。

  • 組織に熱を込めろ! 〜「ヒト」の力を活かす組織づくりの本質〜
  • 社内マーケティングのススメ 〜「下」から提案を通す魔法のスキル
  • 成功者の発想に学べ! 〜起点となって世の中を変えた先駆者たち

このような3部構成になっています。

本日の紹介はここまでです。
初めて投稿しましたが、いかがだったでしょうか・・・。
かなり探り探りな記事となり読み応えがなかったかも知れませんが、少しでもこのブログが良さそうだと思っていただけた方は応援よろしくお願いします。

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この回の続きは第一部の「組織に熱を込めろ!」より、USJを劇的成長に導いた森岡メソッドという章について書きたいと思います。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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マイペースに?頑張って?楽しく?更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします!

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