和歌山・加太周辺で地磯から青物を狙えるショアジギングポイント。それが深山(みやま)砲台跡・休暇村周辺の地磯です。ただしここは、渡船で渡る沖磯とは別物。駐車場から森の中を徒歩20〜30分歩き、最後はウェーダーで海に浸かって渡るちょっとした冒険があります。実際に通っている立場から、ポイントへの行き方・タックル・浅場の攻略法を正直にまとめます。これから挑戦したい人の道しるべにどうぞ。
ポイントは加太・深山砲台跡周辺の地磯
狙う魚は青物(ハマチ・メジロ・サゴシなど)。釣り方はショアジギング(メタルジグ)とトップ(プラグ)がメインです。沖磯ほどガチではないけれど、地磯ならではの足場と渡渉があるぶん、初めての人はしっかり準備して臨みましょう。青物のメインシーズンは一般に初夏〜晩秋、時合いは朝マズメが中心です。
📍 ポイント周辺(深山砲台跡の海側)をGoogleマップで見る
アクセス:深山砲台跡ハイキングコース駐車場から徒歩20〜30分
車は「深山砲台跡ハイキングコース」の駐車場に停められます。住所はこちら。
- 住所:〒640-0102 和歌山県和歌山市深山
- 駐車台数は10台未満。満車だと厳しいので、ハイシーズンや休日は早めの到着を。
📍 深山砲台跡ハイキングコース駐車場をGoogleマップで見る
そこから磯までは徒歩で、慣れていれば20分・道を確認しながらだと30分ほど。一応ハイキングコースになっているので、道自体は危なくありません。
【体験談】暗いうちに入るなら、焦らず無心で
ただし、ひとつだけ正直に言っておきます。コースは森の中を進み、ところどころに戦時中の砲台跡やトンネルのような遺構があります。「戦時中のもの」という事前情報が頭にあると、暗い時間帯はどうしても余計なことを考えてしまいます。
- 暗い時間に入るなら、焦らず“無心”で歩くのがいちばん。
- できれば2〜3人で行くと安心です(道迷い・ケガの保険にもなります)。
……まあ、この記事を読んでしまったあなたも、もう道連れです。お互い無心で行きましょう。
釣り座への降り方(石段→手すり階段→ゴロタ浜→本命の小岩)
駐車場から海の方へ向かって下っていきます。順番はこんな感じ。
- しばらく進むと石の階段が見える=ほぼ到着の合図
- 階段を登ると、ステンレスの手すり付きの下り階段がある
- それを降りると、ゴロタ(岩がたくさんの浜)に到着
釣り座は、正面に見えるミニ堤防のような場所でもOK。ですが本命は右手側に見えるちょっとした小岩です。
本命の小岩はウェーダー必須(渡渉あり)
この小岩、陸から3〜4メートル離れていて、石を渡っても辿り着けません。潔く海に浸かって渡るしかないので、腰までつかれるチェストハイのウェーダーが必須です。安全のため、波の高い日や単独では無理をしないこと。
タックル(ロッド・リール)
遠投と青物のパワーに対応できる、ショアジギング用のセッティングがベースです。私の実際の組み合わせはこちら。
リール
シマノ ツインパワーSW 6000HGを使っています。青物の引きに負けないSWシリーズが安心。コスパ重視なら下位モデルでも十分戦えます。
ロッド
アピア GRANDAGE ATLAS BLUE RUNNER 100H。遠投が効いて青物にもしっかり対応するパワー系です。
※もし青物ではなくメバルやロックフィッシュ狙いで軽く遊ぶなら、こんな超軽量ライトロッドも一本あると便利です。



【攻略の核心】とにかく浅い!根掛かり前提の立ち回り
このポイント最大の特徴は、全体的にめちゃくちゃ浅いこと。ここを理解しておかないと、ジグをロストしまくって心が折れます。攻略のコツはシンプルです。
- 着底させて巻くより、表層を巻く。底を取りにいくと一発で根掛かりします。
- ジグのリアフックは外す。根掛かり率がぐっと下がります。
- 遠投できる重めのジグやトップ(プラグ)で、表層〜上のレンジを攻めるのがおすすめ。
- それでもロストは避けられないので、ジグは高級品よりコスパの良いセットを消耗品として持っていくのが正解です。
- TACKLAND 高コスパ メタルジグセット(40〜200g・実績カラー/地磯・堤防・ショアジギング)
▼ 深山の地磯で使う道具まとめ
- 渡渉:JES-BASARO チェストハイウェーダー / PYKES PEAK ウェーダー
- リール:21 ツインパワーSW / 24 ストラディックSW
- ロッド:アピア GRANDAGE ATLAS BLUE RUNNER
- ジグ:TACKLAND メタルジグセット(リアフックは外して使用)
安全のためのまとめ
深山砲台跡の地磯は、森歩き+渡渉という“ひと手間”があるぶん、人が少なくて青物を狙えるのが魅力です。最後に安全面だけ繰り返します。
- 磯まで徒歩20〜30分。暗い時間は無心で、できれば複数人で。
- 本命の小岩はウェーダーで渡渉必須。波の高い日・単独は無理しない。
- 浅場なので表層メイン+リアフック外し+消耗ジグで立ち回る。
準備を整えて、ぜひ加太の地磯で青物を狙ってみてください。渡船で渡る本格的な沖磯にステップアップしたくなったら、和歌山の沖磯で青物を釣る完全ガイドもどうぞ。釣れた魚を最高に美味しく持ち帰るなら津本式の血抜きもあわせて読んでみてください。


コメント